ウクライナの首都キーウ近郊からロシア軍が撤退した後、焼け焦げた戦車が並ぶ路上や略奪された民家で見つけたものがある。それはロシア軍兵士が占拠中に携行していたレーションの箱だ。日本語では、戦闘糧食などと訳される。中身は空っぽだったが、ウクライナの住民たちの中には、ロシア軍からレーションを提供された人もいる。キーウ近郊ブチャのマンションに住むヴォラディミール・コルニエンコさん(58)もその1人だ。3月中旬、