元大手証券マンの黒田康介さん(29)は、4年前に脱サラして焼きそば専門店を始めた。下北沢の1号店に続き、神保町に2号店を開くなど、手応えを感じていたが、そこにコロナ禍が直撃した。黒田さんは次の商材として「バナナジュース」に目を付ける。元同僚で、兼業作家の町田哲也さんがリポートする――。(第6回)■順調だった脱サラ店長の「焼きそば店」黒田が経営する焼きそば店「焼き麺スタンド」が神保町に2号店を開店したのは