元燕・片山文男氏が振り返る2002年の夏の甲子園、日章学園-興誠の一戦甲子園には“魔物”がいる、とよく言われる。その中でも特に印象に残る試合のひとつが2002年の夏の甲子園の2回戦、日章学園(宮崎)-興誠(現浜松学院・静岡)の一戦だ。ブラジルからの留学生3人を擁した強打の日章学園は22安打を放ちながら9安打の興誠に8-9で敗れ、“史上最多安打敗戦校”となった。この試合に「6番・投手」で先発してチーム最多の4安打を