9月29日投開票の自民党総裁選では財政再建をめぐる議論は低調に終わり、次期政権も新型コロナウイルス感染対策が最重要課題となることもあり、歳出削減の機運が高まる気配は薄い。総裁選の争点に浮上した年金制度改革をめぐり、財源を消費税増税で充てる案が反発を受けたことも財政再建への道のりが厳しいことを印象づけた。 24日の記者会見で、年金改革に対する考えを問われた麻生氏は、2012年の旧民主党政権が掲げた年