世界銀行が「2021年までに極貧困層(1日1.90ドル/約202円以下で生活している層)が合計1億5,000万人に増える」との見通しを発表した。近年、紛争や気候変動の影響で貧困削減のペースが鈍化していたところにパンデミックが拍車をかけ、2020年は世界の極貧困層が20年以上ぶりに増加したという。一方、富裕層の資産はわずか9ヵ月間で3兆9,000億ドル(約414兆9,891億円)も増加した。このような貧富二極化は貧しい国のみならず、日本を