アメリカは、尖閣諸島を「日本の主権が及ぶ領土」と認めるのか。国防総省(ペンタゴン)の報道官は2月、主権問題で「日本を支持する」と明言した。米国の従来方針からの転換と受け止めらたが、直後に、「誤りだった」と軌道修正した。言葉通り単なるミスなのか。発足から1カ月余り、予想に反して中国に強い姿勢で臨んでいるバイデン政権が、尖閣の領有問題をめぐって日本支持への転換を考慮し、中国をけん制、反応を探ったのでは