健康力と値頃感を兼ね備えた納豆は、昨年から今年にかけて需要の高止まりが続いている。20年の支出金額は前年を大きく上回った。今年に入っても緊急事態宣言再発出に伴う巣ごもり需要、また人気テレビ番組の健康効果訴求により、大手メーカーが出荷調整を余儀なくされるほど需要は旺盛だ。19年は長らく続いたブームが沈静し、工場稼働率が低下。納豆各社は価格訴求による販売拡大へ動いたが、昨年2月のテレビ番組で納豆が持つ多く