「昨年9月にイギリスで発見された変異種は、従来のウイルスと比べて感染リスクが1.7倍ほど高いといわれています。さらにはロックダウンをしたのに、感染が抑制できていないという論文データも発表されています。それだけ、強い感染力を持っているのです。その変異種が、日本国内にも広がり始めています。すでに現時点で、30以上の感染報告が出ているのです」そう警鐘を鳴らすのは、帝京大学大学院公衆衛生学研究科の高橋謙造教授だ