山下弘明さんから見える日常の風景は、ほかの人とは少し違っているようでした――(画像:『お別れホスピタル』より)誰しもに訪れる「死」を見守る――終末期病棟。ガン患者と家族、認知症の老人、夫婦の姿――。そこで働いて2年目の看護師・辺見が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマでした。長寿が誰にとっても当たり前となった現代。あなたにとって、家族にとって「生きるとは?