COO(最高執行責任者)に志賀俊之氏が就任することが発表された2005年2月の会見(撮影:尾形文繁)1月12日、東京地方裁判所の104法廷、かつてカルロス・ゴーンの右腕として日産自動車の経営に携わった証人は、まるで自らが被告人であるかのように、反省の弁を口にした。「私の人生の中で本当に痛恨の汚点で後味の悪さがあった。報酬の話は立ち消えのように消えていったが、後味の悪さだけがずーっと残っていた。反省しています」「