中央省庁に勤務する公務員の長時間労働が深刻化している。ワーク・ライフバランス社がことし6〜7月、国家公務員480人を対象に実施した調査では、1カ月の残業時間が100時間を超えたとの回答が4割に上った。河野太郎行政改革担当相も、10〜11月の職員の在庁時間を調査するよう、全省庁へ要請すると表明した。元厚生労働官僚(2001年4月〜2019年9月)の千正康裕氏は、このほど出版した著書『ブラック霞が関』で、こうした労働実態に警