米7月雇用統計は、就労者数の増加など労働市場の回復継続を示した半面、長期失業者が増加していたほか労働参加率が低下するなど、質的な改善にはブレーキがかかりました。では、結果の詳細をみていきましょう。〇業種別、生産労働者・非管理職部門の平均時給生産労働者・非管理職部門(民間就労者の約8割)の平均時給は前月比0.4%下落の24.63ドル。ヘッドラインでは上昇に転じたものの、前月の0.9%下落に続き3ヵ月連続でマイナス