九州電力はIoT(モノのインターネット)技術を活用した、イチゴのスマート栽培の実証に乗り出した。ビニールハウス内の環境を自動制御するシステムを使い、省力化した農業のノウハウを確立する考え。2017年の九州北部豪雨で被災した福岡県朝倉市を実証の舞台に選び、地域振興への思いも込めて実績を積み上げる。同市の田園地帯に6500平方メートルの敷地を借りて生産施設「上寺いちご園」を建設した。育苗棟1棟と生