ハリセンボンが代表的な例だが、フグの仲間にはトゲを持つものが多い。このトゲがどのように進化したのかについて、ウロコが変化したものだということは知られていたが、さらにそこから踏み込んでその進化の過程を追求したのが今回の研究である。研究に参加しているのは、東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所、東京慈恵会医科大学、英国シェフィールド大学、ロンドン自然史博物館などの国際共同研究グループだ。【こちらも