9月の自民党総裁選を睨み、出馬を模索していた岸田文雄政調会長が7月24日、出馬断念会見を開いた。これに安倍首相周辺からは「恥さらしの敵前逃亡」や「今さら遅い。岸田派を徹底的に干せ」といった声が飛び出し、党内に新たな動きも起こり始めている。「岸田派の若手議員の間では、麻生氏が目論む大宏池会構想に飲み込まれ、派閥解体に追い込まれるとの不安が高まっている。と同時に、そうなれば小泉進次郎氏を担いで新たな派