東京大学大学院工学系研究科の山田淳夫教授らのグループは28日、物質・材料研究機構の館山佳尚グループリーダーらとの共同研究により、消火機能を備える高性能有機電解液を開発したと発表した。これまで二次電池の発火・爆発事故の主原因とされてきた有機電解液が、消火機能を備えたことから安全対策の切り札となり得る。このことは、解決不可能なジレンマとされてきた二次電池の高エネルギー密度化・大型化と高度な安全性の確
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東京大学大学院工学系研究科の山田淳夫教授らのグループは28日、物質・材料研究機構の館山佳尚グループリーダーらとの共同研究により、消火機能を備える高性能有機電解液を開発したと発表した。これまで二次電池の発火・爆発事故の主原因とされてきた有機電解液が、消火機能を備えたことから安全対策の切り札となり得る。このことは、解決不可能なジレンマとされてきた二次電池の高エネルギー密度化・大型化と高度な安全性の確