世界では毎日多くの飛行機が各地を結び、人や物の流れを支え続けています。そんな飛行機が各地の空港を結ぶ様子をわかりやすく示してくれるのが「Flight Stream」です。

Flight Stream

http://callumprentice.github.io/apps/flight_stream/index.html#

ページを開くとまん丸な地球が表示され、大陸のあちこちからピンク色の丸いオーブ(光球)のようなものが飛び始めます。これら全てが世界中を飛び回る飛行機というわけです。

右上には各種コントロールパネルがあり、表示具合を調節することが可能です。

Speed:時間の進む速さを調節。右に行くほど速くなります。

Size:飛行機を示すオーブのサイズを変更。あまり大きくしすぎるとそれぞれを判別できなくなるので要注意。

Track Opacity:空港を結ぶピンク色の路線の透明度を調節。

また、マウスホイールなどを回転させて地図の拡大・縮小が可能。Googleマップのような詳細なレベルにまでは拡大できませんが、おおまかな路線を見るには問題なさそう。

ということで、まずは日本列島を表示させてみました。陸や海の上にぼわっと光っている一つ一つのオーブが飛行中の航空機を示しています。

Track Opacityを上げると、航空機の路線がよくわかるようになりました。新千歳や成田・羽田、セントレア、関空・伊丹、福岡、那覇などの主要な空港には多くの線が集まっている様子もわかります。

海の向こうの中国に目をやると、あちこちに大きな空港が点在していることがよくわかります。

東南アジア有数のハブ空港、シンガポールのチャンギ国際空港にも多くの路線が集中していました。

そして、成長著しい砂漠の都市ドバイのドバイ交際空港も、新たなハブ拠点として機能している様子がわかります。

多くの国がひしめくヨーロッパは全域がピンク色に染まるレベル。

遠目から見ると、ヨーロッパに多くの路線が集中していることが見えてきます。

アフリカ大陸の沖合に点在する3つの大きな空港は、温暖な気候で人気のリゾート地、カナリア諸島でした。路線の多さが人気のバロメーターと言えそう。

北米大陸はこんな感じ。拠点となる大きな空港を太い路線でつなぎ、各拠点から各地の小さい空港にアクセスするハブ・アンド・スポークのお手本のような光景。

アメリカとヨーロッパを結ぶ大西洋路線も一目瞭然。

アメリカ東海岸には、ニューヨーク(JFK国際空港)、シカゴ(オヘア国際空港)、アトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港)の3つの大きな空港が特に目立っていました。

日本を含むアジアと北米を結ぶ太平洋路線はこんな感じ。やはりハワイにつながる路線には各地から多くの路線が接続されています。

北極点を中心に見ると、アジアとアメリカ東海岸を結ぶ「北極ルート」の路線がちらほらと見えます。

逆に、南極周りのルートは全く設定されていないようでした。

なお、表示されているフライトの情報は残念ながらリアルタイムのものではなく、OpenFlights.orgによるデータを活用したものだとのこと。とはいえ、時間軸を調整できる便利さがあるので、そちらの方がメリットは大きいと言えそうです。

ちなみに、「世界で一番短い路線」といわれるスコットランド北部のウェストレー島とパパ・ウェストレー島を結ぶ路線は赤い四角の中に収まるサイズ。

その距離はわずか2.8kmという非常に短い路線。フライト時間はたったの90秒という驚愕のフライトを収めたムービーはこんな感じです。

Westray to Papa Westray flight - YouTube

逆に、世界で最も長かった路線は、シンガポール航空のシンガポール−ニューアーク便でした。現在は廃止された路線ですが、距離にして9535マイル(1万5345キロ)、所要時間はおよそ18時間というもので、両方の空港は一目で確認できないレベルとなっていることがよくわかりました。