友達が「危険な恋」をしていたら

やめるように説得する……90人（36.6％）
その他……9人（3.7％）

「本人の意思に任せる」が半数超えの結果に。友だち付き合いがドライなのでしょうか？　なぜ止めないのか、止めるのか、それぞれの理由について聞いてみました。

■本人の意志に任せます

・「本当はやめるように説得したいが、結局自分で気づかないとまわりが何を言ってもムダだから」（31歳／医療・福祉／専門職）
・「指摘したら彼氏に夢中な友だちはどうせ私を悪者にするし、言っても痛い経験をしないと結局は本人は気づかないと思うから」（33歳／その他／秘書・アシスタント職）
・「めんどくさいし、正論を言って聞くような相手ならそもそも不倫なんてしないだろうから、何を言っても無駄だと思う」（27歳／ソフトウェア／技術職）
・「やめるように言っても効果がないし、逆に燃えてしまう」（26歳／情報・IT／営業職）

恋に夢中になっている最中に注意をしても聞いてくれるとは思えないし、逆切れされるのも怖いところ。反対されるほど燃え上がってしまう人もいますよね。

■ひとこと言ってから本人に任せる

・「止めても辞められないから本人が傷つかないためのアドバイスをする」（28歳／医療・福祉／専門職）
・「一応止めるけど、部外者だし、自分が納得しないと引きずるので、本人の気持ちを優先すべきことだと思う」（31歳／医者・福祉／専門職）

何かあったときのために、ひとこと、忠告だけはしておこうというのも友人の立ち位置としてはありかもしれません。問題はその忠告さえも聞いてくれているかどうか……。

■やめるように説得する

・「友だちのためにならないから」（28歳／情報・IT／技術職）
・「結局は大きく傷つくことになるのでやっぱりやめたほうがいいと思うから」（33歳／学校・教育関連／事務系専門職）
・「不幸になるのを見たくないから」（30歳／機械・精密機器／秘書・アシスタント職）

やっぱり友だちが不幸になるのはみすみす見逃せない！　その気持ちが伝わるといいのですが……。一気に言ってもダメかもしれないので、長期戦の構えで行くのも手ですね。

■アドバイスはした上で

・「ひとこと忠告してからは自己責任にします」（32歳／医療・福祉／専門職）
・「とりあえず、友人として思っていることはちゃんと伝える。そのうえで、どうするかは本人次第」（27歳／団体・公益法人・官公庁／事務系専門職）
・「一応、忠告はするけど実力行使はしない、深入りは禁物」（33歳／小売店／販売職・サービス系）

一応、止めはするもののあくまでもその先は自己責任と考えます。相手も大人であることを尊重しているわけですね。

止めるか、止めないかは友だちの性格にもよるところが大きいかもしれません。素直に聞く性格か、止めると逆効果になるか、見極めは難しいところ。ただ、取り返しのつかないようなことにならないよう、周囲からはどう見えているかだけは伝えておきたい人は多いのではないでしょうか。その上で失敗して泣くのも、いい経験なのかもしれません。

(平メイ子／OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数246件。
※画像は本文と関係ありません