右肩上がりの「完全栄養食」味は微妙…と思いきや。日清“完全メシ”を食べ比べて「今後が楽しみになった」理由
右肩上がりの「完全栄養食」味は微妙…と思いきや。日清“完全メシ”を食べ比べて「今後が楽しみになった」理由
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◆完全栄養食と“普通の食品”、味の違いは
とはいえ、「良薬は口に苦し」という言葉がある通り、完全栄養食は確かに栄養面で優れているのかもしれないが、味は微妙な可能性も低くはない。そこで食品メーカー・日清が展開するブランド「完全メシ」の商品と、類似の“普通の商品”を食べ比べてみた。
◆100円以上高いだけあって栄養面は優秀
まず「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」(429円/税込・公式サイト価格※以下同)と「カレーメシ ビーフ」(289円)を食べ比べる。
栄養をざっと見ると「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」は470kcal、たんぱく質20.9g、脂質12.4g。
一方「カレーメシ ビーフ」は465kcal、たんぱく質7.2g、脂質15.5gという感じ。
「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」のほうがたんぱく質が高く、脂質は低い。やはり100円以上高いだけあって栄養面は優秀。
とはいえ、今回は味を重視した食べ比べ。「カレーメシ ビーフ」と比較しながら「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」を実食レポする。
◆ドロドロカレーvsシャバシャバカレー
まず「カレーメシ ビーフ」は容器内にカレールーが入っており、それをお湯で溶かすためドロッとした仕上がり。
対して「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」は同封されているパウダーを混ぜてカレー味にするため、ドロドロ感はあまり出ずにシャバシャバしていた。
個人的にはドロドロのほうが好みのため、食べ比べる前から「カレーメシ ビーフ」がややリード。
◆完全メシはあまりコクが無くアッサリ
味については「カレーメシ ビーフ」は「ビーフ」と謡っているだけあってビーフカレーらしさを感じた。トマトの香りに加え、玉ねぎの甘さもあって本格的なカレーの味わい。
「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」も味は美味しいと言えば美味しい。しかし、「カレーメシ ビーフ」と比較すると、あまりコクが無く物足りなさを覚える。
どちらの商品もパッケージに「たまねぎの旨味と甘味ドドドーン」と記されているが、「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」は「カレーメシ ビーフ」から感じたたまねぎの甘さはあまり確認できない。栄養という概念を一切無視するのであれば、「カレーメシ ビーフ」に魅力を感じた。
◆「U.F.O.」の完全メシとノーマルを比較
次に4月1日にリリースされた「完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃い屋台風焼そば」(429円)と、カップ焼きそばの定番「日清焼そばU.F.O.」(254円)を比較する。
栄養素の一部を見ると「完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃い屋台風焼そば」は451kcal、たんぱく質17.7g、脂質12.6g。
「日清焼そばU.F.O.」は556kcal、たんぱく質9.4g、脂質20.9gとやはり「完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃い屋台風焼そば」の栄養面のほうが優れていた。
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