「愛してる」と何度も…芦屋の女性、投資名目で”国際ロマンス詐欺”　出金17回、1億5千万円被害に

　芦屋署は、外国人を装い、相手に恋愛感情を抱かせる「国際ロマンス詐欺」による被害とみて調べている。

　この女性は2023年4月、日系アメリカ人を名乗る男とインスタグラムを通じて知り合った。その後LINE（ライン）で連絡を取るうち、男から繰り返し「愛している」という内容のメッセージが届くようになった。

　女性はさらに、外国為替証拠金取引（FX）投資を男から勧められ、投資資金として、同年5〜7月の2か月間に、17回にわたって計約1億5千万円を指定された複数の金融機関の口座に振り込んだ。

　頻繁に入金を求められることを不審に思った女性が、インターネットで国際ロマンス詐欺の手口と知り、一時帰国した22日、芦屋署へ被害を申告した。