タリバン暫定政権はこの1週間、最高指導者ハイバトゥラ・アクンザダ(Hibatullah Akhundzada)師が署名した令状に基づき、殺人罪で
死刑が確定した
死刑囚3人の刑を執行した。3人は、被害者の遺族を含む大観衆の前で銃殺刑に処された。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のジェレミー・ローレンス(Jeremy Laurence)報道官は声明で「アフガンの競技場でこの1週間に3人の公開処刑が行われたことにがくぜんとした」「公開処刑は、残酷かつ非人道的で、品位を傷つける取り扱いまたは刑罰だ」と非難。
「こうした刑の執行は事実上恣意(しい)的に行われており、アフガンも加入する市民的および政治的権利に関する国際規約に基づき保護されている生存権を侵害している」と指摘した。
【翻訳編集】AFPBB News
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