両者の勝点差は「2」。重要な首位攻防戦でバイエルンは、序盤から相手にペースを握られた。そして18分、ヨシップ・スタニシッチに先制点を奪われると、50分にはアレハンドロ・グリマルドに決められ、2点差に。さらに終了間際の90+5分にもジェレミー・フリンポンにネットを揺らされた。
大一番でレバークーゼンとの勝点差が「5」に広がる痛恨の敗戦。
ドイツメディア『スカイスポーツ』は、「レバークーゼン戦の敗戦に憤慨」と題してトーマス・ミュラーの試合後のコメントを紹介した。
上位対決に敗れ、ミュラーは「頭にきた」と
激怒。次のように思いを語った。
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!「私たち選手に欠けているのは、勇気を出す、そしてもっと自由にサッカーをすること。
オリバー・カーンの言葉を借りれば、『度胸が足りない』だ」
終始苦戦し、明確なチャンスを作れなかった原因として、両チームの姿勢の違いに言及。レバークーゼンは「
ギャンブルをしながらサッカーをし、解決策を探していた」とし、一方でバイエルンは「
ギャンブルをする自由さが誰にもなかった」と分析した。
また敗戦は「
トーマス・トゥヘル監督のせいではない」と強調した。
「国際的に通用する選手は十分にいる。だから、監督に指示を仰ぐ必要はない。僕は僕らのプレーに何が欠けているのかを説明したいだけなんだ。監督がそれに対処するのであれば、選手たちも取り組まなければならない」
バイエルンはこの負けを引きずらず、すぐに立て直しを図りたいところ。リーグ戦の次節は18日に行なわれ、
浅野拓磨を擁するボーフムと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部