Appleが2023年11月から、月額480円で利用可能な「
Apple Music Voice」プランを廃止していたことがわかりました。このサービスの変更は、Appleが2023年10月に開催した発表イベントでは言及されていませんでした。
Silenciosamente, Apple mata Assinatura Voice do
Apple Music [atualizado] - MacMagazine
https://macmagazine.com.br/post/2023/11/01/silenciosamente-apple-mata-assinatura-voice-do-apple-music/
Apple Music's Lower-Priced Voice Plan Being Discontinued - MacRumors
https://www.macrumors.com/2023/11/01/apple-music-voice-plan-no-longer-available/
廃止されているのがわかったのは、Siriを通じて音楽を鑑賞することに特化した
サブスクリプションプランの「
Apple Music Voice」です。
Internet Archiveで確認できる2023年10月の
Apple Musicの公式サイト(上)にはVoiceプランの記載がありますが、記事作成時点の
Apple Musicの公式サイト(下)にはありません。
VoiceプランはAppleが2021年に開始したサービスで、Siriを搭載したApple製デバイスでのみ利用可能、ドルビーアトモスの空間オーディオには未対応、ダウンロード不可などの制限があった代わりに、最も安価な料金で1億曲以上の
Apple Musicの音楽が鑑賞できました。提供されていた地域は、オーストラリア、オーストリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、ニュージーランド、スペイン、台湾、イギリス、アメリカです。
Apple Music Voiceのサポートページの日本語版には記事作成時点でもサービスの案内が記載されていますが、英語版では「11月に、Appleは
Apple Music Voiceプランを廃止します」と説明されています。
Appleは海外メディアのMacRumorsに対し、既存の加入者は引き続きVoiceプランが利用できるものの、最終請求期間が満了するとアクセスできなくなると説明しました。
このプランが廃止される理由は不明です。Appleは、既存の加入者には期間満了前に詳細情報を記載した通知を送信するとしています。