スコットランドメディア『footballscotland』は6月25日、「ロジャースはこの夏、ヨーロッパでの競争を目ざして独自の補強計画を立てる予定だ。
セルティックのチームは他国へのローン期間から戻ってきた数名の選手で肥大化しており、それは新シーズンに先立ってロジャース監督が人数を削減する可能性が高いことを意味している」と指摘した。
そして「ポステコグルー監督時代にほとんどボールを蹴ったことがない端役たちは、おそらくロジャース監督の下でベンチかスタンドに座ることになるだろう。それはクラブにとって経済的に理想的ではない。だからこそ、北アイルランド人指揮官はこれらの選手たちの売却を検討している」と続け、9人の放出リストを掲載している。
その一人目に登場したのが今年1月に加入した小林だ。同メディアは「日本人DFは昨シーズン、アンジュの下で時々調子が悪くなったように見えた。ロジャースはディフェンスに高さと強さを加えようとしているかもしれない。それは、すでにキャメロン・カーター=ヴィッカーズやカール・スタルフェルトの控えとしてプレーしてきた22歳の選手に居場所がないことを意味する可能性がある」と評している。
日本人でもうひとりピックアップされたのが、現在はアビスパ福岡にレンタル中の井手口陽介だ。怪我もあり、
セルティックではほとんどピッチに立てなかった26歳については、こう綴っている。
「もう一人、
セルティックでプレーすることはないだろうMFは井手口だろう。アンジェが自分にチャンスを与えようと決めたとき、自分は怪我で不運だったと思うかもしれないが、厳しい現実は、
セルティックと彼らがプレーするレベルはおそらく彼の手の届かないところにあるということだ。日本のクラブから欲しがられており、復帰のチャンスを掴む可能性は十分にある」
そのほか、リストには、ステファン・ウォルシュ、ジェームス・マッカーシー、オサゼ・ウルホヒデ、リアム・ショー、リアム・スケールズ、イスマイラ・ソロ、アルビアン・アジェティの7人が挙がっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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