1970年に公開されたオリジナルのアニメ映画は、大金持ちの飼い主・ボンファミーユ夫人から膨大な資産を託されることになっていたダッチェスという美しい猫と3匹の子猫が、欲深い執事エドガーによって郊外に置き去りにされ、パリへの道を目指すという冒険物語。同映画からは、「おしゃれキャット」「みんな猫になりたいのさ」「トーマス・オマリー・キャット」「スケールとアルペジオ」といった名曲が生まれた。
同リメイク版は、
ディズニーの名作アニメの最新
実写化映画となる見込みで、これまでに「ライオン・キング」「ピノキオ」「美女と野獣」「アラジン」「ダンボ」「ムーラン」「わんわん物語」などが成功を収めており、「リトル・マーメイド」が今年6月に日本で公開予定。現在は「リロ&スティッチ」の制作準備も進められている。
映画製作の活動も行ってきたクエストラブは、1969年にニューヨーク州で開催された「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」を描いた音楽ドキュメンタリー映画「サマー・オブ・ソウル」で監督デビューを果たし、2021年のサンダンス映画祭で審査員大賞を受賞、またアカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。