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GIGAZINE(ギガジン)
人工衛星ではダメなのか、スパイ気球の目的は?米の専門家が解説
2023年2月8日 19時0分
2023年2月4日、「
中国
から
アメリカ
上空まで飛んできた謎の
気球
」を
アメリカ
空軍が撃墜し、日本でも大きな話題となりました。
アメリカ
国防総省はこの
気球
を「
中国
の偵察
気球
」だと主張していますが、「そもそも偵察用の
気球
とは何なのか?」「空から情報を得るなら人工衛星ではダメなのか?」といった疑問について、
アメリカ
のコロラド大学ボルダー校で航空宇宙工学教授を務めるイアン・ボイド氏が解説しています。
Chinese spy balloon over the US: An aerospace expert explains how the balloons work and what they can see
https://theconversation.com/chinese-spy-balloon-over-the-us-an-aerospace-expert-explains-how-the-balloons-work-and-what-they-can-see-199245
アメリカ
国防総省は2023年2月2日、
中国
から飛んできた謎の
気球
が
アメリカ
上空を飛行しており、当局が監視を続けていることを明らかにしました。この
気球
は1月末にアリューシャン列島を横断してアラスカ州の上空に侵入し、カナダ領を通って再び
アメリカ
・モンタナ州の上空に入ってきたとのこと。
気球
が飛んでいる高度は約6万フィート(約1万8000メートル)であり、民間航空機より高い高度であるため物理的な脅威にはならないものの、モンタナ州には核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイルが配備されているマルムストローム空軍基地など、重要な軍事拠点が多く存在しているため、ジョー・バイデン大統領は1日の時点で撃墜命令を出していました。
中国
当局は
気球
が
中国
製であることは認めたものの、気象学の研究に使われる民間のものであり、偏西風の影響を受けて計画されていたコースから逸脱してしまったと主張。そして2月4日には、大西洋上空を飛行する
気球
を
アメリカ
空軍が空対空ミサイルを使って撃墜し、その後は当局が洋上に散らばった残骸の回収作業を進めています。
アメリカ
領空を横断した
中国
の偵察
気球
を
アメリカ
軍が撃墜、
中国
外務省は抗議表明 - GIGAZINE
中国
当局は
アメリカ
軍が武力を用いて解決したことに反発しているほか、残骸を
アメリカ
当局が回収することについて「
気球
は
アメリカ
のものではない」と抗議しています。なお、中米のコスタリカ上空でも
中国
の
気球
が確認されており、
中国
当局は
アメリカ
のものと同様に民間の
気球
が予定されたコースを外れたと説明していますが、
アメリカ
国防総省は一連の
気球
が
中国
の軍事的監視プログラムの一環であると主張しています。
◆スパイ
気球
とは?
気球
を使って上空から敵を監視するというアイデアは最近生まれたものではなく、1794年にはフランス革命戦争においてフランス軍が敵軍を監視するために
気球
を打ち上げた事例があるとのこと。ボイド氏は、「スパイ
気球
は文字通りガスで満たされた
気球
であり、民間航空機ほどの高度で空を飛行するものです。
気球
には高度なカメラや画像処理機器が搭載されており、これらをすべて地上に向け、写真撮影や画像処理によって地上で起こっているあらゆる情報を収集します」と述べています。
◆スパイ衛星ではなくスパイ
気球
を使うメリットとは?
現代では、上空から相手を監視する手段としては人工衛星が主流であり、ボイド氏は人工衛星は2つのタイプに分けられるとしています。まず1つ目が、高度が2000キロメートル以下と比較的低い位置で周回する地球低軌道衛星であり、より遠くを周回する衛星よりはっきりと地上の事物を撮影できるという利点があります。しかし、低軌道衛星は地球を約90分で1周するペースで移動し続けているため、同じ地点を継続的に監視する任務には向いていません。
2つ目が、低軌道衛星よりも高い位置を周回する静止軌道衛星です。赤道から3万5786キロメートル上空にある静止軌道衛星は、地球の自転と同じ速度で周回しているため、地球上からは静止しているように見えます。そのため、同じ地点を継続的に監視することが可能ですが、低軌道衛星よりはるかに遠いため、撮影の精度という点では劣ります。
スパイ
気球
はこれら2種類の人工衛星が持つ課題を解決することが可能です。まず、
気球
は衛星よりもはるかに低い位置を飛んでいるため、よりはっきりと地上の対象を撮影することができます。そして、
気球
の移動速度は比較的ゆっくりであるため、ある程度は同じ地点を継続的に監視することも可能です。しかしボイド氏は、「しかし、風船は比較的狙われやすく、完全にコントロールできるわけではないので、最近では
気球
によるスパイ活動は通常行われてません」と述べています。
◆スパイ
気球
ではどのような監視が可能なのか?
今回撃墜された
中国
の
気球
にどのような機器が搭載されていたのかはまだ不明ですが、通常のスパイ
気球
にはさまざまな種類のカメラが搭載されています。近年では人間の肉眼で捉えられる可視スペクトルだけでなく、赤外線などの肉眼では見えない電磁スペクトルを捉えるカメラも発達しているため、スパイ
気球
は暗い夜間でも地上のターゲットを撮影できる可能性があります。
◆スパイ
気球
はどのように移動するのか?
ほとんどの
気球
は風にのって移動しており、特定の風を捉えるために高度を変える程度のナビゲーション能力はあるにしても、無人の
気球
が行き先を正確に制御することは困難です。ホワイトハウス国家安全保障会議のジョン・カービー戦略広報調整官は、
気球
にプロペラやかじが装着されていたと発表していますが、飛行していた高度での操縦性は限定的なものだったとの見方を示しています。
◆空はどの高度からが宇宙で、どこまでは国に権利があるのか?
この疑問に対してボイド氏は、「地上100キロメートルにカーマン・ラインと呼ばれる国際的に認められた境界線があります。今回の
気球
はそのかなり下にあるので、間違いなく
アメリカ
の領空にありました」と述べました。
◆実際にスパイ
気球
を使っている国はあるのか?
アメリカ
は1940年代〜50年代にかけてソ連上空に多くのスパイ
気球
を飛ばしてきたそうですが、やがて偵察機に置き換えられ、最終的には人工衛星が偵察任務を担うようになりました。今回、
アメリカ
に飛来した
気球
が大きな騒ぎとなったのも、近年ではスパイ
気球
がめったに使われていないことを示しています。
しかしボイド氏は、
アメリカ
国防総省は過去数十年間にわたり、過去の
気球
では不可能だったことが最新の技術で可能になったかどうかを研究してきたと指摘。そして
アメリカ
以外の国々も、定期的にスパイ
気球
の再評価を行っているだろうと主張しました。
◆
中国
が飛ばした
気球
は本当に実用的なスパイ
気球
だったのか?
中国
は南シナ海などで頻繁に他国の領海や領空に侵入したり、軍事演習を行ったりしており、ボイド氏は今回の
気球
もこうした挑発行為の一環だろうと指摘。「この
気球
は
アメリカ
にとって何の脅威にもなりません。私は、
中国
がどこまでやって大丈夫なのかを実験しているだけだと思います。今回のスパイ
気球
にはそれほど高度な技術も軍事的な目的もありません。私は、今回の
気球
が政治的なメッセージだと考えています」と述べました。
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