板倉は27分に高い位置でパスを受けると自らドリブルで持ち上がり、強烈なミドルシュートで相手のゴールを脅かす。上月壮一郎が先発したシャルケも決定的なシーンを作るも、板倉が身体を張った守備で失点を許さず。最後までゴールは生まれなかった。
昨季まで所属していたシャルケを相手に成長した姿を見せつけた板倉。ボルシアMGのダニエル・ファルケ監督も彼を絶賛しており、今試合前の独『Bild』のインタビューでも今季のパフォーマンスについてコメントしている。
今季シャルケからボルシアMGへと完全移籍した板倉だが、彼について「(板倉は)トップクラスの個性を示し、入団して間もないのに既にリーダー的な存在になっている」と称賛。さらに第5節から負傷して離脱していた時期も「彼が負傷するまでリーグで最高の守備力を誇っていたことも偶然ではないだろう。その後は失点が多すぎた」とすでにチームに欠かせない存在となっているようだ。