【画像】水素エンジン車のトレノ「AE86 H2 Concept」、バッテリーEVのレビンが「AE86 BEV Concept」(写真19点)
「トヨタはクルマ好きを誰ひとり置いていかない」という共通テーマのもと、「愛車を守るカーボンニュートラル」として打ち出したコンバージョンモデルで、オリジナルの状態を極力そのまま残し水素エンジン車としたトレノが「AE86 H2 Concept」、バッテリーEVに改造したレビンが「AE86 BEV Concept」である。
すべての新車がカーボンニュートラル化されることにはまだ時間がかかることが見込まれる。そんな中、既存車両のカーボンニュートラル化を同時に進めていくことも、今後に向けて非常に重要だという想いが大きな柱となっている。
愛車を水素エンジン車やバッテリーEVにコンバージョンし、カーボンニュートラルの時代になっても乗り続けていくことを可能にする。マニュアルミッションはそのままに、クラッチ操作やシフト操作が楽しめる。これらの86が物語るのは「コンバージョンの先にカーボンニュートラルの実現がある」という世界だ。
豊田章男社長はスピーチで次のようにコメントしている。
「86をコンバージョンした技術は、まだまだこれからですが、本日、こんなお話をさせていただくことで、クルマ好き達がカーボンニュートラルで大好きなクルマに乗れなくなっちゃう…と寂しく思うのではなく、クルマ好きだからこそやれるカーボンニュートラルがあるんだと、未来にワクワクしていけたなら今年、世界に向けて、大きなメッセージが発信できるのではないでしょうか?」
「クルマ好きの皆さん!皆さんの、おひとり、おひとりが、カーボンニュートラルに向けたチーフエンジニアです!一緒に未来をつくりましょう!」