今月10日、英メディア『The Mirror』が伝えた、オーストラリアで撮影されたと思われる、中古住宅の床下から発見された一風変わった祭壇の写真が多くの物議を醸している。同メディアによると、祭壇はこの中古住宅に住む女性が2018年7月頃に、ケーブルを敷設するために工事業者を依頼した際に発見したもののようだ。
当時、工事業者がケーブルの敷設工事をするために床下を確認することになったのだが、暗い床下から現れたのは、敷物の上に置かれた台の上に、使用した形跡のあるロウソクが数本。そして聖杯のような金属製の酒杯と、床下の天井から何枚も吊るされた米俳優
ニコラス・ケイジの写真だった。
それは、まるで
ニコラス・ケイジを祀る祭壇のようにも見え、彼の写真は少なくとも12枚ほど吊るされていた。工事業者から祭壇のことを伝えられた家主の女性は驚愕したようだ。さらに祭壇はちょうど彼女の寝室の真下にあったそうで、気味が悪いと感じた女性は母親に相談し祭壇を全て取り払ったとのことだ。
女性はこの祭壇を発見する1年前にこの中古住宅を購入して住んでいたようだが、祭壇があることに全く気づかなかったという。当時女性の友人が、海外掲示板サイト『Reddit』に祭壇の写真を投稿したところ、多くの人が驚きの声をあげると共に、祀られていたのがハリウッドで何かとお騒がせなセレブでもある
ニコラス・ケイジだったことで笑いが起こったようだ。そしてコメントにはこのような声が寄せられた。
「多分、
ニコラス・ケイジがこの家の前の所有者だったんじゃないかと思うよ。」
「祭壇を乱しちゃいけないよ。
ニコラス・ケイジが老化し始めちゃうから!」
「これを祀った人が引っ越した途端に
ニコラス・ケイジのキャリアは下り坂になったのかもね。」
「私だったら、地下に
ニコラス・ケイジの祭壇があったら週2で掃除してるかも。」
また、中には「前のオーナーが引っ越す前に冗談で仕掛けたんだよ」と、本当の祭壇ではなく前の住人のいたずらではないかとの憶測の声もあった。ちなみにこの中古住宅の前の所有者は中年の女性だったようだが、もしかすると
ニコラス・ケイジを心から崇拝するほどの大ファンだったのかもしれない。
画像は『mrfurion 2018年7月1日付Reddit「A friend bought a new house in 2017...」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)