このロック画面は、iOS16からカスタマイズ機能が充実し、これまでの壁紙設定だけでなく、デザイン性や利便性がとても向上しているのだ。
今回は、最新版のロック画面のカスタマイズについて紹介する。
●ロック画面をカスタマイズするには?ロック画面のカスタマイズが初めての場合は、まずロック画面を長押しする。
画面が切り替わったら、右下の[+]をタップする。
なお、
iPhoneの[設定]−[壁紙]からもカスタマイズは実行可能だ。
写真やグラフィック、カラーなどから壁紙を設定する。
これで、新しいロック画面が作成され、編集が可能になった。
●時計のフォント、カラーを変更する編集画面の時計の文字部分をタップすると、フォントとカラーの種類が表示される。
そして好みのものをタップすると、実際の表示が切り替わる。
カラーは、一番右の丸をタップすると、さらに多くの色から指定することも可能だ。
ロック画面の編集が完了したら、右上の[×]マークをタップする。
●ウィジェットを追加する1. 時計上のウィジェットをカスタマイズ
編集画面を表示できたら、時計上の日付部分をタップする。
ここでは、カレンダーや天気などの情報を選択することができる。
編集が完了したら、[×]マークをタップする。
2.中央のウィジェットをカスタマイズ
編集画面の[ウィジェットを追加]をタップ。
ここでは、バッテリー残量やリマインダーなど、細かな情報の表示が可能だ。
表示したい情報を選択したら、[×]マークをタップする。
●カスタマイズが完了したらロック画面の編集が完了したら、右上の[×]マークをタップする。
ほかの変更をしない場合は、続けて右上の[追加](一度カスタマイズを完了している場合は[完了])をタップ。
[壁紙を両方に設定]または[ホーム画面をカスタマイズ]のどちらかを選択する。
[ホーム画面をカスタマイズ]を選択すると、編集画面が表示され、カラーを変更したり、写真を追加したりすることができる
複数作成した中から壁紙を削除するときは、まず、ロック画面を長押しして壁紙の一覧を表示させる。
削除する壁紙選び、上にスワイプすると、[ゴミ箱]マークが表示される。
[ゴミ箱]マークをタップし、[この壁紙を削除]をタップして完了だ。
●用途に合わせて壁紙を切り替えロック画面を開いたら、中央あたりを長押しして、保存しておいた壁紙を一覧表示させる。左右にスワイプすることで簡単に壁紙を切り替えられる。
壁紙には「集中モード」を設定しておくことができる。
ロック画面を切り替えることで、集中モードを選択できるというわけだ。
[設定]−[集中モード]を選択する。
設定したいモードを選択する。今回は仕事モードを選択。
[連絡先]、[App]の右にある[+]マークを押タップ、[追加]ボタンから仕事集中モードで通知を鳴らしてもよい連絡先、アプリを追加し、右上の[完了]をタップする。
通知を許可する連絡先、アプリが選択されている
[画面をカスタマイズ]から、ロック画面の下にある[選択]をタップする。
選択したいロック画面にチェックマークをつけ、[完了]をタップ。
これで設定したロック画面に切り替えるだけで、仕事集中モードに切り替わる。
ほかにもおやすみ、パーソナル、運転など、生活スタイルに合わせたモード選択ができる。
また、現在どの集中モードになっているか、
ロック画面を見ればすぐに分かるので、ついうっかり設定したままで通知が届かないようになっていた、なんていうことも避けることができるだろう。
ロック画面をカスタマイズすることで、生活に合わせたツールとして活用することができ、スマートフォンの利便性も高めるはずだ。
執筆 いとう なぎ