パドレスのダルビッシュ有【写真:ロイター】

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デグロムやバーランダー、カーショーなどベテラン投手が高年俸ゲット

 4日(日本時間5日)から7日(同8日)まで、カリフォルニア州サンディエゴで開催されたMLBのウインターミーティングでは、数々の動きがあった。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」では、今回の「最大の勝者」としてパドレスのダルビッシュ有投手を選出。オフは移籍とは無縁だったが、来オフに向けて“追い風”が吹いたという。

 同メディアはダルビッシュを選んだことに「このチョイスは、一見したところあまり意味をなさないかもしれないが、説明しよう」と“カラクリ”を解説。昨オフにマックス・シャーザー投手がメッツと結んだ3年1億3000万ドル(約176億8400万円)の契約を挙げ「ベテラン先発投手がキャリアの後半に短期契約で大金を得るという道を開いたようだ」と述べる。

 実際に今オフもベテランの大型契約が相次いだ。34歳のジェイコブ・デグロム投手は5年1億8500万ドル(約252億6100万円)でレンジャーズ入り。39歳のジャスティン・バーランダー投手はメッツと2年8600万ドル(約116億9800万円)で合意し、34歳のクレイトン・カーショー投手は2000万ドル(約27億円)の単年契約でドジャースに残留した。「一般的には、投手としての最盛期を過ぎてた年齢であるにもかかわらず、この冬に高額な平均年俸で契約した」と特筆している。

 近年の状況を踏まえ「2023〜24年のフリーエージェントを見てみると、ユウ・ダルビッシュが、似たような契約を勝ち取る最高の候補と言えるだろう」と強調。今季はチームトップの16勝を挙げ、ポストシーズンでも躍動。「2023年に似たような成績を残せば、フリオ・ウリアスやアーロン・ノラと共に来冬の層の厚いFA投手市場の上位に立つだろう」と見通した。

 来年8月で37歳。「加齢によるリスクは明らかだが、バーランダーの契約は、球団側がそのリスクを見過ごそうとする傾向が強くなってきている、という最新の例となった」とも。来年の冬は、ダルビッシュが大きな注目を浴びるかもしれない。(Full-Count編集部)