また、17〜21年の世界の兵器輸出市場で韓国はシェア2.8%で8位だった。米国が39.0%で1位となり、次いでロシア(19.0%)、フランス(11.0%)、中国(4.6%)、ドイツ(4.5%)、イタリア(3.1%)、英国(2.9%)の順。韓国の輸出額は今年大きく伸びており、これを反映すればシェアは大幅に上昇する見込みだ。
兵器輸入市場のシェアはインドとサウジアラビアがそれぞれ11.0%で最も高く、エジプト(5.7%)、オーストラリア(5.4%)、中国(4.8%)、カタール(4.6%)、韓国(4.1%)と続いた。
同研究所は、22年はロシアとウクライナの戦争により世界で国防費と兵器売買が拡大し、米中の覇権争いでブロック化が一層進んだと説明。韓国について、防衛産業分野の輸出に相次いで成功したことで世界の関心が一段と高まると見込んだ。