ヤンキースと残留で合意したアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

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ヘイマン記者が“誤報”でジャイアンツファンは歓喜も…

 ヤンキースからFAとなっていたアーロン・ジャッジ外野手は、9年3億6000万ドル(約491億円)で再契約することで合意した。FA市場の目玉の残留劇に、落胆の色を隠せないのがジャイアンツだ。ファンは約7分間の“ぬか喜び”があった。

 ジ・アスレチックのジャイアンツ番グラント・ブリスビー記者は「ファンがイライラするのは当然だ」として、悲劇の顛末を伝えた。それはヤンキースの地元、NYポスト紙のジョン・ヘイマン記者が「ジャッジはジャイアンツに行くようだ」と6日(日本時間7日)にツイートしたことだ。3分後に一度削除して、間違っていた名前のスペルを正して再び同じ内容をツイート。さらに4分後にこれも削除され「早まったことを言ってすまない」と説明したが、ジャイアンツ行きのツイートを見たファンは沸き立った。

「ブライス・ハーパー、ジャンカルロ・スタントン、ショウヘイ・オオタニと、何年も2位を続けてきたジャイアンツが、ついにスーパースターを獲得したと思ったのだ」と同メディア。「ジャッジは、ヤンキースに戻る可能性が最も高いと考えられていた。とはいっても、その7分間は、(ジャイアンツファンにとって)とてもエキサイティングな時間だった。いや、この7分だけではない。その夜を通して、エキサイティングだった」と振り返った。

 資金力はあっても手に入れられず。一方で「良いニュースは、まだファンを喜ばせる譲歩案が残っていること」として、カルロス・コレア内野手(前ツインズ)や他の大型FA選手を獲得することを提案している。コレアについては「ジャイアンツが探していたような超スーパースターではないが、それでもかなりのいい選手だ」として「チームをより良くすることができる選手におびただしい金を払う時がきた」と進言した。

 MLB公式サイトのジャイアンツ番マリア・グアルダード記者によれば、早朝5時にジャッジの代理人からヤンキースと再契約する旨のテキストメッセージを受け取ったファーハン・ザイディ編成部長は「球団(ジャイアンツ)としてはがっかりしている」と肩を落としながらも「野球界全体から考えれば、素晴らしい選手と素晴らしい球団だ。彼はキャリアをヤンキースで全うするチャンスを得たんだ。それは野球界にとってとても良いことだと思う」などと“弁明”とも思える発言をした。(Full-Count編集部)