吉田正尚の代理人を務めるスコット・ボラス氏【写真:小谷真弥】

写真拡大

ボラス代理人「ヨシダは本当に素晴らしいメジャーリーガーになる」

 オリックスの吉田正尚外野手は8日、ポスティングシステムでレッドソックスと契約を結ぶことで合意した。代理人を務めるスコット・ボラス氏が米カリフォルニア州サンディエゴで報道陣の取材に対応して認めた。5年総額9000万ドル(約122億6900万円)の大型契約で、オリックスへの譲渡金は1540万(約21億円)が入る見込みだ。

 メジャー全30球団との交渉が1日前に解禁されてからスピード決着。ボラス氏は「ヨシダは本当に素晴らしいメジャーリーガーになると我々は考えている。ポスティングされた際、すぐに関心を持った球団が多くあった。多くの需要があった。メジャーの数々の球団から受けた注目を、彼はうれしく思っていた」と語った。

 昨オフに鈴木誠也外野手がカブスと結んだ5年8500万ドルを抜き、日本人野手がメジャーに移籍する際に結んだ契約金としては最高額となった。「ここまで魅力的な契約を(メジャー挑戦の際に)受けた日本人野手はいない。日本からここにやってきた優れた日本人選手たちの存在を考慮すると、このレベルの契約オファーを受けるのはヨシダにとって栄誉なことだと思う」。

 吉田本人には日本時間の早朝に電話で伝えたという。「彼にはコンタクト能力がある。私は心からそう思っている。ライナーの(強い)打球が打てるし、三振をほとんどしない。出塁率も非常に高い。ここ(MLB)に来る多くの日本人選手は、三振に苦しんでいる」と高く評価。左翼までの距離が短く、後方にグリーンモンスターがあるフェンウェイパークについては「フェンウェイは左翼までの距離が短い。攻守両面で、すごくうまく作用する部分だと思う」。レッドソックスでの躍動を確信している。(小谷真弥 / Masaya Kotani)