【この記事の他の写真を見る】マレーシア東部ボルネオ島にあるサバ州ラハダトゥ(Lahad Datu)の海岸で今月1日午前10時半頃、釣りから戻ってきたモヘラットさん(Moherat、45)と1歳になる息子が全長約3.3〜3.6メートル(11〜12フィート)の
ワニに襲われた。
事故当時、モヘラットさんはカヌーを岸につないでいる所で、男児はカヌーの上にいた。すると濁った水の中から突然
ワニが現れ、男児を水中に引きずり込んでいったのだ。
息子を取り返そうとモヘラットさんは
ワニに立ち向かったが、精一杯の抵抗も虚しく男児はそのまま
ワニに奪われてしまった。
目撃者から緊急通報を受け、現場に向かった消防救急隊長のスモソア・ラシッドさん(Sumosoa Rashid)は、当時の様子をこのように明かしている。
「モヘラットさんは頭部と体にひどい傷を負いましたが、一般人らに救出されてその後、ラハダトゥ病院で治療を受けています。」
「彼は多数の噛み傷を負いながらも(息子を助けようと)懸命に努めましたが、息子が水中に引きずり込まれるのを止めることはできませんでした。」
「男児が
ワニに襲われた後、どのように襲われたのかを説明した動画が拡散しているようです。」
実際に
ワニが男児をくわえて水面に現れた時の様子が撮影されており、画像では
ワニに胴体部分を噛まれ、水中にうつ伏せになって浮かぶ幼い子供の姿が確認できる。
ワニはその後、水中に沈んでいったそうだ。
地元警察や消防隊は男児が襲われた場所から約1.6キロ(1マイル)にわたって川の水面を捜索し続けているが、男児や襲撃した
ワニも行方不明のままだという。
ちなみに
ワニによる死亡事故として、10月にはコスタリカで8歳の男児が家族の目の前で
ワニに襲われていた。
画像は『The Sun 2022年12月2日付CROC SHOCK Boy, 1, eaten alive by crocodile that snatched him from canoe as dad helplessly tried to fight it off」(Credit: ViralPress)』『The Daily Star 2022年12月3日付「Baby eaten alive by 11ft crocodile that snatched tot from dad’s canoe」(Image: CEN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)