経済部(経済省)水利署北区水資源局によれば、ダム周辺には緑化のため、3000本余りのカエデが植えられており、樹齢は40年を超えている。今年は色づきに必要な冷え込みが十分になかったため、紅葉は3割程度だとしつつ、台風の影響が少なく落葉も進んでおらず、適切な天候に恵まれれば、近年で最高の景色を見せてくれるだろうとしている。
1月にはウメの花、2月はサクラ、3〜4月はツツジ、6月はナンバンサイカチ、9〜10月にはタイワンモクゲンジ、11〜12月はカエデと、季節と共に変化する景色が広がる石門ダム。「徒歩でその美しさを体験してほしい」と同局は呼びかけている。
同ダムは旅行・レジャー予約サイト「クルック」(Klook)が10月下旬に発表した台湾のお薦め紅葉観賞スポット11選に選ばれている。
(呉睿騏/編集:荘麗玲)