製品のラインアップは、
●8GB RAM+128GBストレージモデル:99,800円(税込)
・ミッドナイトブラック
・ムーンライトホワイト
・スターリーブルー
・サンセットレッド
●8GB RAM+256GBストレージモデル:112,800円(税込)
・ミッドナイトブラック
・ムーンライトホワイト
●16GB RAM+256GBストレージモデル:129,800円(税込)
・ミッドナイトブラック
これら、合計7つのバリエーションで展開している。
各メーカーのフラッグシップモデルといえば、ディスプレイサイズの大型化や大容量バッテリーの内蔵にともない、本体サイズが大型化しているのが一般的だ。
ところがZenfone 9は、フラッグシップモデルなのに小型の
スマートフォンなのだ。
今どきはミッドレンジ
スマートフォンでも6.5インチ前後の大型ディスプレイを搭載する機種が珍しくない。
そんな中Zenfone 9は、なんと5.9インチと6インチを下回るサイズのディスプレイを搭載した小型モデルなのだ。
Zenfone 9は、
ほぼ絶滅危惧種ともいえる小型でハイスペックな
スマートフォン。
本体サイズが小さい
スマートフォンを好む人にとっては、まさに待望のモデルだろう。
今回はそんなZenfone 9をチェックしてみよう。
■iPhoneとのサイズ比較実際に持ってみると本体サイズが小さいことはすぐにわかるが、参考までにiPhoneシリーズと比較して、数字上でどの程度のサイズ感かを確認していこう。
Zenfone 9は手が大きくない人にも持ちやすいサイズ感●Zenfone 9
高さ約146.5mm×幅約68.1mm×厚さ約9.1mm
重量約:169g:ディスプレイサイズ約5.9インチ
●iPhone 14
高さ約146.7mm×幅約71.5mm×厚さ約7.80 mm
重量約172g:ディスプレイサイズ約6.1インチ
●iPhone 14 Pro MAX
高さ約160.7mm×幅約77.6mm×厚さ約7.85mm
重量約240g:ディスプレイサイズ約6.7インチ
最新のiPhone 14シリーズの中でもっとも小さいiPhone 14に比べてZenfone 9は、厚み以外の数値はすべて下回っている。
●iPhone 13 mini
高さ約131.5mm×幅約64.2mm×厚さ約7.65mm
重量約140g:ディスプレイサイズ約5.4インチ
iPhoneシリーズの中には「mini」という、小さいサイズを特徴としたモデルもあるが、さすがにiPhone 13 miniと比較するとZenfone 9も大きく感じる。
それでも全体的なサイズはiPhone 14とiPhone 13 miniの間くらいにおさまっている。
なお、ハイスペックを謳うAndroid
スマートフォンの製品では重量が200gを余裕で超える製品も珍しくないため、Zenfone 9の重量約169gは、かなりの軽量モデルといえるだろう。
■基本スペックやカメラ機能本体が小さく軽いという点は大きな特徴だが、このサイズ感でありながら高い基本スペックであることがZenfone 9のもうひとつの特徴だ。
チップセット:Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1(オクタコアCPU)
GPU:Adreno 730
メインメモリー:8GBモデル/16GBモデル
内蔵ストレージ:128GBモデル/256GBモデル
ディスプレイ:約5.9インチ AMOLED(有機EL)
解像度:フルHD+(2400×1080ドット)
リフレッシュレート:120Hz(自動/120Hz/90Hz/60Hzから設定可能)
強化ガラス:Corning Gorilla Glass Victus
サウンド:Hi-Res対応、Dirac HD Sound対応、デュアルスピーカーおよびデュアルマイク内蔵
モバイルネットワーク:5G NR(Sub-6)/LTE/W-CDMA
SIMスロット:nanoSIM×2(デュアルSIM)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(周波数帯域:2.4GHz/5GHz)
Bluetooth:Ver.5.2
カメラ
・アウトカメラ
約5000万画素 広角カメラ(35mm換算:23.8mm相当/F値1.9)
約1200万画素 超広角カメラ(35mm換算:14.4mm相当/F値2.2)
・インカメラ
約1200万画素 広角カメラ(35mm換算:27.5mm相当/F値2.45)
Zenfone 9の背面カメラ小型の本体でありながら、背面のアウトカメラはなかなかの存在感があるサイズとデザインだ。
広角カメラと超広角カメラのダブルレンズ仕様で、メインの5000万画素広角カメラには「6軸ハイブリッド ジンバルスタビライザー」を搭載し、ソフトウェア的な手ブレ補正ではなく、カメラレンズを物理的に制御するハードウェア的な手ブレ補正機能を有する。
基本性能だけでなく、こうしたカメラの仕様や片手で操作しやすい「Zen Touch」機能のほか、日本での需要が高いとされているIP68の防水および防塵性能やおサイフケータイ(FeliCa)にも対応しており、まさに至れり尽くせりの
スマートフォンなのだ。
■アクセサリーにも注目小さくて高性能、これだけでも十分に注目できる製品だが、Zenfone 9は別売の専用アクセサリーにも注目したい。
ちょっとしたアイデアで使いやすさを向上してくれるアクセサリー製品2種類を簡単に紹介しよう。
Zenfone 9 Connex Accessories Setホワイト(左)とブラック(右)Zenfone 9 Connex Accessories Setは、専用ケースとカードホルダー、スマートスタンドの3つがセットになった製品。専用ケースをZenfone 9に取り付け、専用ケースの穴にあわせてカードホルダーもしくはスマートスタンドをパチン、パチンとはめ込むだけで利用できる。
専用ケースの背面にカードホルダーを取り付けた状態(ホワイトバージョン)
専用ケースの背面にスマートスタンドを取り付けてZenfone 9を横向きに立たせた状態(ブラックバージョン)カードホルダーやスマートスタンドを取り付けず、ただケースだけをZenfone 9に装着して使うこともできる。
専用ケースの下半分には、多くの穴がデザイン的に開けられている。
カードホルダーやスマートスタンドの背面にはその穴にはめ込むための突起があり、簡単に着脱できる。
つまりカードホルダーやスマートスタンドは、使いたい時だけ装着するといった利用ができるのだ。
Zenfone 9 Connex Accessories Setは、ASUSの公式Webストア「ASUS Store」では5,280円で販売されている。
Zenfone 9 Smart Backpack MountZenfone 9 Smart Backpack Mountは、アウトドアで利用する際に便利なアクセサリーだ。リュックサックのショルダーストラップなどに取り付けるZenfone 9専用マウントで、Zenfone 9をしっかりと固定でき、マウントから取り外すと長めのワイヤーが伸びてそのままZenfone 9の操作が可能なのだ。また、Zenfone 9をうっかり落として、失くす心配もない。
Zenfone 9の「テイクオフアクション」の設定また、Zenfone 9の「設定」には「Smart Backpack Mount」の項目があり、そこで「テイクオフアクション」を有効にすると、マウントからZenfone 9を取り外した際に「テイクオフアクション」で設定した動作やアプリを起動させることができる。
たとえば、「テイクオフアクション」でカメラを起動させる設定にしておけば、マウントからZenfone 9を取り外した際に、カメラアプリが起動する。単なる固定マウントではなく、Zenfone 9と連携していることが注目すべきポイントだ。
Zenfone 9 Smart Backpack Mountは直販限定アイテムとなっており、ASUSの公式Webストア「ASUS Store」では9,980円で販売されている。
新作アプリゲーム「ゆるキャン△」ともコラボZenfone 9は、アウトドア利用者もターゲットにした製品のため、Zenfone 9 Smart Backpack Mountのような専用アクセサリーだけでなく、
スマートフォンアプリゲーム「ゆるキャン△つなげるみんなのオールインワン!!」とのコラボで、限定壁紙もプリセットしている。
このようにZenfone 9は、高性能なチップセット(CPU)や大容量メモリーでサクサクと動作するだけでなく、様々なシーンで便利な機能や使いやすい性能を備えた「小さめ
スマートフォンの決定版」ともいえる製品に仕上がっている。
S-MAX:ASUSの新フラッグスマートフォン「Zenfone 9(ゼンフォン ナイン)」をお触りしてみた!アクセサリー装着、スマートキー設定、カメラ機能などの操作と解説【ファーストインプレッション】
S-MAX:ASUSの新フラッグスマートフォン「Zenfone 9(ゼンフォン ナイン)」の詳細な製品解説【プレゼン】・
Zenfone 9 | スマートフォン | モバイル | ASUS日本 - ASUS執筆:S-MAX編集部 2106bpm