干物はフライパンで焼くと失敗しない!その火加減は…「弱火で長時間」「中火で短時間」どっち?【魚の調理クイズ】

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管理栄養士のともゆみです。みなさん、焼き魚ってどのくらいの頻度で作りますか? 魚焼きグリルの後片付けを思うとおっくうで、わが家では食卓登場率が結構低め…なんですよ(汗)。ところが最近、干物をフライパンで焼く方法を知ったんです! 朝の情報番組『あさイチ』で紹介していました。フライパンでおいしくできるなら、洗いものがラクチンなので絶対マネしたいところ。焼き方にポイントがいくつかあるので、手順に沿って焼いてみます♪

【あさイチ】干物を炊飯器に丸ごとIN♪「あじの炊き込みご飯」作ってみた!干した魚の凝縮したうま味満点♡

魚焼きグリルで干物を焼いているのをすっかり忘れてしまい、焦がしてしまった経験は1度や2度ではありません。様子を見ながら焼けないので、焼きすぎてパサパサになってしまうことも。フライパンで上手に出来れば、今後はフライパンっていう選択肢もアリかも。



それではクイズです。
フライパンで干物を焼くときの火加減は?


A 弱火で長時間 
B 中火で短時間


正解は…



Bの中火で短時間でした。

弱火で長時間加熱してしまうと、干物から水分が出すぎて身がスカスカになってしまいます。一方、強めの中火で一気に焼くと、水分が適度に残って、ふっくらと仕上がるそうです。


では、実際に焼いてみます。

失敗しない!フライパンを使って干物を焼く

【材料】
あじの開き(干物)
サラダ油



【作り方】
あじの開きは冷凍の場合、先に解凍しておきます。
フライパンにサラダ油をひき、弱火で1分間予熱します。



あじの開きを皮側を下にして、フライパンに置きます。
(皮側から焼くと、身がふっくら、皮がパリッと仕上がります)



火加減を中火にします。
干物の表面に水分や脂が出てくるので、ひっくり返す前にキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
(出てきた水分は臭みのもとになり、脂が多すぎると魚本来の味がぼやけてしまうので、拭き取った方がおいしくなります)



身の厚い部分まで全体が白っぽくなったらひっくり返し、身側を1分ほど加熱したら完成です。
この時は白っぽくなるまでに8分かかりました。
(中火で皮側8分、身側1分焼きました)



食べてみます。
皮がパリッパリですね。番組で言っていた通り、身がパサパサすることもなく、ふっくらしていて脂のノリも良くてジューシーです。
魚焼きグリルで焼いた場合は、ところどころ焦げて直火ならではの香ばしさがありますよね。フライパンではその香ばしさはありませんが、皮のパリパリ感がすごく、それはそれでおいしいです。身もフライパンの方がふっくらしていると思います。魚焼きグリルの良さもありますが、掃除することを考えると、今後はフライパンかなと思います。




基本的にほとんどの干物がこの焼き方でOKだそうですが、1つだけ例外があります。それが「ほっけ」です。
ほっけの場合は皮が厚く身に火が通りにくいため、皮側と身側を同じ時間ずつ焼きます。
ひっくり返すタイミングは身の周りの部分が白っぽくなり始めてきたときです。

ほっけも焼いてみました。中火で皮側も身側も7分ずつ焼きました。



食べてみました。
ほっけは身も厚くて食べ応えがありますね。水分もほどよくあっておいしく出来ました。

ポイントまとめ
1.干物は中火の短時間で焼く
2.干物から出てきた水分や脂はキッチンペーパーで拭き取る
3.皮側から焼き、身全体が白っぽくなってからひっくり返す
4.ホッケの場合は皮側と身側を同じ時間焼く


魚の栄養
魚には必須アミノ酸を含む良質なたんぱく質が豊富に含まれています。また、魚油は体に良いとされるDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれ、アジやイワシなどの青魚には特に多く含まれています。DHAは脳を活性化させ、成長期の子どもに記憶力と知能指数をアップさせる作用があります。成人は認知症の予防効果も。EPAは血液をサラサラにし、脂質異常症を予防して、動脈硬化や心筋梗塞から身を守ります。

フライパンで焼いたあじの干物は皮がパリパリで身がふっくら。思っていたよりもずっと上手に焼けました。フライパン1つ洗うだけなので、忙しい朝でも気楽に出来ます。良かったらお試しください。