ファンが待ちに待ち、本人たちにとってもようやく訪れた吉報だ。ジャニーズJr.の「Travis Japan」のデビューが近日中にも公式に発表されることが文春オンラインの取材でわかった。

【画像】ファンも待望のデビューが決まった「TravisJapan」

デビューのスタイルは逆輸入

「Travis Japanはアメリカで先行デビューした後、逆輸入という形で日本デビューする予定です。アメリカではビートルズなどが所属するレーベル『キャピトル・レコード』で、国内ではユニバーサルミュージックからそれぞれCDを出すことになったそうです。これでKing & Princeに続き、『ジャニーズユニバース』から2組目が誕生することになります」(音楽関係者)


デビューすることが決まった「Travis Japan」(ISLAND TVより)

 2012年にジャニーズJr.の中で結成されたTravis Japan。現在は、川島如恵留(27)、七五三掛龍也(27)、吉澤閑也(27)、中村海人(25)、宮近海斗(25)、松倉海斗(24)、松田元太(23)の7人が名を連ねている。

「結成当初は9人組でしたが、デビューは今の7人になりそうです。グループ名の由来は、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の振付などを務めたアメリカの有名な振付師トラヴィス・ペインからダンスの手ほどきを受けたことから来ています。全員での“シンクロダンス”に定評があり、グループとしても質の高いダンスが強みの1つですね」(同前)

アメリカのダンス大会で“観客賞”

 今年の3月から日本での活動を休止し、アメリカ・ロサンゼルスに留学中のTravis Japanは、現地時間の7月30日に世界的なダンス大会「World of Dance Championship WEEK 2022」に出場。観客賞を意味する「Crowd Favorite賞」を受賞し、話題を呼んだ。

「それに先立つ5月28日には、ラスベガスで開催された『Prelude Las Vegas 2022』に出場しています。ジャニーズアイランド社長の滝沢秀明氏(40)も現地入りし、イベントの様子を見守っていました。アメリカまでイベントを見に来ていたファンの中には、メンバーに手紙を渡すつもりだったファンもいましたが、結局渡せずに終わった。現地で滝沢社長に手紙を渡したいと泣きつくファンも多かったですね」(イベントを鑑賞しに行ったファン)

 わざわざアメリカまで出向いたほどの滝沢氏が、もともとTravis Japanに目をかけていたのはファンや業界関係者にとっては有名な話。その一方、ジュリー藤島社長率いるジャニーズ事務所本体は、Travis Japanの動向にさほど関心がないと芸能関係者は話す。

ジュリー社長は無関心?

「ジュリーさんはもともと関東のJr.には無関心で、基本的には関西Jr.を気にかけています。自分が育て上げた関ジャニ∞のメンバーに関西Jr.グループをプロデュースさせるなど、関西Jr.を推しているのは明白。特にデビューしたばかりのなにわ男子、そして関西Jr.の人気グループAぇ! groupのバックアップに力を入れていて、テレビなどにも積極的に売り込んでいるんです」(芸能関係者)

 日本での所属レコード会社はユニバーサルミュージックになる。同レーベルには今のジャニーズ事務所を牽引するKing & Princeが所属している。

「ジャニーズユニバース第1弾としてKing & Princeがデビューした際には、『世界のキンプリにする』とジャニーズ事務所は意気込んでいました。King & Princeはデビューシングルが初週売上57.7万枚(オリコン調べ)を記録し、2006年4月のKAT-TUN『Real Face』以来、12年2カ月ぶりに初週売上50万枚を超えた。それもあり、ジャニーズ事務所全体としては今でもKing & Princeを押し出しているのです」(同前)

 King & Princeのデビューが2018年5月。その後、2019年1月にアイランド社が設立され、滝沢氏が社長に就任した。子会社とはいえ、一国一城の主になった滝沢氏がまず注力したのはジャニーズJr.の環境を変えていくことだった。

滝沢“社長”の手腕でJr.が次々デビュー

「タレントとして活動している頃から、滝沢氏は常にJr.のことを気にかけ、面倒を見ていました。Jr.がメインで出場していた舞台『滝沢歌舞伎』は、滝沢社長が自らプロデュースしていた舞台で、Jr.にも活躍の場を与えたいという親心を感じますよね」(ジャニーズ事務所関係者)

 Jr.たちのプロデュース力に長けた滝沢氏の戦略が花開いたのが2019年8月。デビューの順番待ちとも揶揄されていたSnow ManとSixTONESを同時にデビューさせ、大々的に売り出したのだ。

「Snow Man、SixTONES、Travis Japanの3組は、“大人Jr.”と呼ばれるデビュー待機組でした。それどころかジャニーズ本体がメンバーに対し『君たちはデビューできない』とまで言ったこともあった。ところがアイランド社設立後に状況が一変し、大人Jr.のデビュー計画が一気に進展したんです。Snow ManとSixTONESを次々にデビューさせ、今では2組ともキンプリに迫るほどの人気を得ています。そして残るはTravis Japanという状況でした」(同前)

 Travis Japanの正式なデビューはいつになるのか。ジャニーズ事務所に問い合わせたところ期日までに回答はなかった。

 ジャニー喜多川氏の遺志を継ぐ滝沢氏の親心のもと、Travis Japanは待望のデビューを果たす。
 

(「文春オンライン」特集班/Webオリジナル(特集班))