台湾への支持を表明したのは、パラグアイやマーシャル諸島、グアテマラ、エスワティニ、パラオ、セントルシア、セントクリストファー・ネビス、ベリーズ、ツバル、セントビンセント・グレナディーン、ナウル。昨年と比べ2カ国減少した。数としては2019年と並び、直近4年間では最少となった。
最終日の26日にはナウルが台湾による新型コロナウイルス関連の支援と取り組みに感謝を表明。台湾は新型コロナへの対応において世界の重要なパートナーであり、ナウルの特別なパートナーだと強調し、国連への参加承認を訴えた。
ホンジュラスとバチカンは一般討論演説で台湾に関して直接的な言及はしなかったものの、台湾の国連システムへの参加を支持する書簡を国連事務総長に送るなどした。
政情が不安定なハイチが台湾への支持を表明しなかったのは、2018年以降初めて。
一方、米国のバイデン大統領は21日、欧州連合(EU)のミシェル欧州理事会議長(EU大統領)は23日、それぞれ台湾海峡の平和と安定の重要性を訴えた。
(尹俊傑/編集:齊藤啓介)