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J-CASTニュース
現役引退した06年以来、16年ぶりに監督として日本球界に復帰。20年12月に12球団合同トライアウトに参加して現役復帰を目指して話題を呼んだが獲得する球団はなく、昨オフにまさかの監督就任で驚きの声が上がった。
プロ野球という枠を超えてメディアから引っ張りだこで注目度が高かった中、「レギュラー白紙」を公言して選手間の競争を煽った。今季は支配下の日本人選手全員を1軍で起用。チャンスを平等に与えたことで、チーム内の士気も上がった。
プロ11年目の松本剛が大ブレークし、自身初の首位打者獲得がほぼ確実な状況に。昨季は1軍出場なしと伸び悩んでいた清宮幸太郎がチームトップの17本塁打、万波中正、今川優馬も2ケタ本塁打をクリアするなど若手も頭角を現している。
「清宮、万波、今川と確実性がまだまだ低いが、新庄監督が我慢強く使い続けたことで可能性を感じさせる選手に成長している。今年は勝負を度外視で、選手たちをふるいにかけていた部分があったと思います。来年は新球場に移転してファンの期待も高まる。新庄監督は生まれ変わる球団のリーダーとして注目度が高いのですが...」(北海道の放送局関係者)
果たして電撃退任を発表するのか、それとも――。(中町顕吾)