フランスのブルターニュ地域圏フィニステールで9月5日、ある男性(名前は非公表)が
宝くじで19万3666.8ユーロ(約2700万円)に当選した。男性はスーパーにある
宝くじ売り場に足を運び、その日の夜に行われた「ユーロミリオンズ(EuroMillions)」の賞金1億2700万ユーロ(約180億円)を目当てに
宝くじを購入したそうだ。この
宝くじは1〜50の中から5つの数字と、ラッキースターナンバーと呼ばれる1〜12の数字を2つ選ぶものだが、ユーロミニオンズの
宝くじを販売する
フランスの「フランセーズ・デ・ジュー(Française des Jeux)社」によると、彼はいつも同じ数字で妻の生年月日を選んでいたという。しかしこの日、男性は
メガネを忘れてしまったために数字を間違えて記入してしまった。だがそのミスが見事に当選し、そしてプルガステル=ダウラ村にあるフランセーズ・デ・ジュー社のセンターに行き、男性は大金を得ることとなった。
この男性は、ヨーロッパでわずか6人しかいない約20万ユーロを獲得した当選者の1人となったが、もしあと1つラッキースターナンバーが合っていれば、1億2700万ユーロの大当たりを獲得していた。なお今回、1億2700万ユーロの当選者はあるヨーロッパ居住の人物だったという。
今回の
メガネを忘れた男性について、Twitterでは「当選者は目が悪かったことに感謝しているだろう」、「なんてツイているんだろう。おめでとう」、「私も
メガネなしで
宝くじに挑戦してみる」といったコメントがあがっている。
ちなみにユーロミリオンズの当選者にまつわる出来事として、今年7月12日に当選した人物が9月9日の締め切りの数時間前に現れて457万2731ユーロ(約6億5千万円)を受け取ったことがあった。フランセーズ・デ・ジュー社によると、当選券の有効期限は発表から60日以内という。
宝くじの当選者が名乗り出ないことは稀だが、2021年には100万ユーロ(約1億4千万円)の大当たりが2回請求されなかったそうだ。
画像は『Feance Bleu 2022年9月13日付「Guipavas : il oublie ses lunettes et gagne 200.000 euros à l‘EuroMillions」(Maxppp - BELPRESS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 H.R.)