事件が起きていたのは2021年6月28日。ユーロ2020でフランス代表がスイス代表にラウンド16で敗れ、敗退したことを受け、SNS上は憎悪に満ちた投稿で溢れかえった。
その中でフランス代表選手数名を対象としたメッセージが警告の対象となり、調査が開始。シュートをミスしたムバッペがターゲットとなっており、ムバッペ本人も苦情を申し立てていたという。
捜査を進める中、19歳の青年が浮上。パリで両親と共に暮らしており、これまで犯罪歴はない青年がメッセージの作成者として特定されていた。
その青年はTwitterアカウントを複数作成し、スマートフォンやPCは黒人のアフリカ人を特に攻撃し、
人種差別的なジョークを何度も投稿していたことがわかった。
2022年4月の青年は逮捕。ツイートの作成を認めた一方で、「コピペ」でツイートを行っていたと主張していた。
6月には、青年に6カ月の懲役刑が要求されることに。偽名を使い、別のユーザーの写真を使用したアカウントを使って問題のあるツイートをし、
人種差別の憎悪と個人情報の盗難という罪で有罪判決を受けていた。
なお、罰金は2000ユーロ(約28万6000円)になるという。
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