○最大7,300MB/sの超高速ゲーム向けSSD
Western Digitalの「WD_BLACK SN850X」は、PCI Express 4.0に対応する高速なM.2 NVMe SSDだ。従来モデル「SN770」に比べ、データ転送速度は最大5,150MB/s→7,300MB/sに高速化。さらに最大容量は4TBへと強化されている。容量は1TB、2TB、4TBをラインナップし、価格は23,000円前後、44,000円前後、87,000円前後。
Western Digitalの「WD_BLACK SN850X」。ゲーム向けSSDの最上位モデルとなる
1TBと2TBには、ヒートシンク搭載モデルも用意。RGBライティングも備えている
SN850Xでは、新たに「ゲームモード2.0」機能を搭載(Windowsのみ)。ゲームアセットをゲーム内で高速に読み込むロード予測機能を備え、ゲームプレイをさらに高速化できるという。また、1TBと2TBには、ヒートシンク搭載モデルも用意。マザーボード側にヒートシンクが無いときは、こちらを選ぶと便利だ。
○コスパに優れる新型SSDがCrucialから
Crucial(Micron)から、M.2 NVMe SSDの新シリーズ「P3」が登場、発売が開始された。PCI Express 4.0に対応する上位モデル「P3 Plus」と、PCI Express 3.0対応で価格を抑えた「P3」があり、容量は最大4TBまでラインナップ。価格は、P3 Plusが9,000円前後(500GB)〜28,500円前後(2TB)、P3が13,500円前後(1TB)〜26,500円前後(2TB)。
Crucial(Micron)の「P3 Plus」。ヒートシンクは搭載しないので別途必要だ
下位モデルの「P3」。P3 Plusより安いが、価格差はそれほど大きくない印象
P3シリーズは、176層のMicron 3D NANDフラッシュを採用したモデルだ。P3 Plusのデータ転送速度は最大5,000MB/s。既存の上位モデル「P5 Plus」の最大6,600MB/sに比べるとやや低速なものの、大容量モデルの価格はかなり安くなっており、コスパを重視する向きには良いだろう。一方、P3のデータ転送速度は最大3,500MB/sだ。
○Solidigmブランド初のM.2 NVMe SSDも
IntelのSSD事業を引き継いだSolidigm(ソリダイム)から、PCI Express 4.0に対応するコンシューマ向けM.2 NVMe SSD「P41 Plus」が登場した。PCI Express 3.0対応だった従来製品「670p」の上位モデルとなり、データ転送速度は最大4,125MB/sに高速化。価格は、512GBが9,000円前後、1TBが17,500円前後、2TBが31,500円前後だ。
Solidigmの「P41 Plus」。「SSD 6」シリーズのM.2 NVMe SSD製品となる
P41 Plusは、Solidigmブランドとしては初となるM.2 NVMe SSD製品である。この発売を記念し、代理店であるテックウインドはキャンペーンを開催中。Twitterのフォロー&リツイートでP41 Plus 2TBやショップオリジナルPCが当たるほか、購入者には最大12,000円分のデジタルギフトも。期間は10月末まで。
・発売記念キャンペーン
https://info-plus.jp/p41plus/
Twitterのフォロー&リツイートだけで、これらの景品が当たるチャンス
デジタルギフトは購入者限定となるが、1,000円分以上が必ずもらえる
●Intel NUCに12世代12コアなCore i7搭載機
○12コアの第12世代Coreを搭載する新型NUC
Intelの超小型ベアボーン「NUC」に、第12世代Coreを搭載する「NUC 12 Pro」(Wall Street Canyon)が登場した。入荷が確認できたのは、Core i7-1260P(12コア/16スレッド)を搭載する「NUC12WSHi7」、Core i5-1240P(同)を搭載する「NUC12WSHi5」「NUC12WSHi50Z」の3モデルで、価格は104,000円前後、80,000円前後、78,000円前後。
Intelの「NUC 12 Pro」。今回の3モデルは全て高さ54mmのトールシャーシだ
ラインナップとしては2.5インチ非対応のスリムシャーシもあり、高さは37mm
3モデルともサイズは117×112×54mmで、ストレージはM.2と2.5インチに対応。メモリはDDR4-3200 SO-DIMMを搭載可能だ。グラフィックス出力は、デュアルHDMIを搭載。さらにNUC12WSHi7/NUC12WSHi5の2モデルは、これに加えてデュアルThunderbolt 4も備えており、最大4画面出力が可能となっている。
○室温以下まで冷えるノートPCスタンド
agreen(コンピューケース・ジャパン)の「LZ20DC-GM」は、冷却性能が高いノートPCスタンド。7cmファン×2個のほか、中央には冷却モジュールも搭載する。ノートPCのサイズは、15.6インチ程度まで対応。冷却部の位置は、ノートPCに合わせて調整可能だ。カラーはガンメタリック。パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店での価格は6,980円だ。
agreenブランドの「LZ20DC-GM」。素材はアルミ合金製で、角度の調節も可能
両側のファンで風を送り、中央の冷却ユニットで熱を排出する仕組みだ
・パソコン工房 秋葉原 BUYMORE店によれば、外気温より冷えるという
https://twitter.com/PCDIYFreeT/status/1565652788276645888
外気温よりも冷えるアルミ板があるノート冷却台(税込)6980円 発売中。温度計で簡易に計ったら14℃とヤバいぐらい低い温度です※赤外線温度計なので数値は正確でない事はご了承ください。 pic.twitter.com/Ks3i6fDnLw- パソコン工房秋葉原BUYMORE店 (@PCDIYFreeT) September 2, 2022
○ディスプレイ上が機材の設置スペースに
上海問屋にて、「デッドスペースを有効活用&カメラ目線良好 撮影・配信機材用VESAマウント取付シェルフ」(DN-916155)が新発売。カメラ、照明、マイクなどをディスプレイ上に設置できるというツールで、動画配信やビデオ会議などに便利だろう。設置には、VESAマウントのネジ穴を活用する。価格は1,980円。
上海問屋の撮影・配信機材用シェルフ。耐荷重は3kgで、小物も置けそう
機材の設置例。このようにディスプレイアームと併用することも可能だ