ウィリアム王子・
キャサリン妃夫妻は、
ジョージ王子(9)、
シャーロット王女(7)、ルイ王子(4)の家族5人で英バークシャー州ウィンザーの地所内にあるアデレード・コテージに引っ越しすることが決まっている。
一家がウィンザーに引っ越した後も、オフィス業務や慈善事業などはケンジントン宮殿で運営される。そのため夫妻は週に数日ほど仕事でロンドンに戻ることになるが、日常的な住居はアデレード・コテージとなる。
ケンジントン宮殿は現地時間22日に声明文を発表し、
ジョージ王子、
シャーロット王女、ルイ王子がウィンザー近郊にある名門私立学校「ランブルック・スクール(Lambrook School)」に転校すると伝えた。
1860年に創立した同校は伝統的な男子の寄宿学校だったが、現在は3歳から13歳までの男女共学で通学生と寄宿生の両方を受け入れている。
ジョージ王子と
シャーロット王女はロンドンの「トーマス・バタシー・スクール」に通っていたが、当時はウィリアム王子と
キャサリン妃が送迎をする姿が何度も目撃されていた。
転校先である「ランブルック・スクール」は、一家の新居があるウィンザー・グレート・パークから往復で14マイル(約23キロ)の場所に位置する。新居となるアデレード・コテージから学校への道路はほとんどが私道になっているが、夫妻は転校先でも学校送迎を希望しているそうだ。
王室情報筋は英メディア『The Sun』の取材に対し、「ウィンザーに引っ越すという決断は、常に子供達を第一に考えた結果です。ウィリアムとキャサリンは共に学校送迎をすることに熱心になっています」と明かした。
宮殿の声明文によると、ランブルック・スクールのジョナサン・ペリー校長は「我々は
ジョージ王子、
シャーロット王女、ルイ王子が当校に入学されることを大変喜んでおり、当校のコミュニティにご家族をお迎えすることを楽しみにしています」と述べている。
同メディアの別の情報筋によると、夫妻は子供達に適した学校を探している間、何度もランブルック・スクールを訪問したそうだ。
なお同校は、広大な敷地内にスポーツ施設や9ホールのゴルフコースのほか、牧草地、森林、果樹園などを備えている。夫妻の子供達は自宅から通うことになるが、3人分の年間学費は合計でおよそ53628ポンド(約870万円)になるという。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2021年12月10日付Instagram「Delighted to share a new image of the family, which features on this year’s Christmas card」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)