報道によると、福井はここ数日間バイエルン?(セカンドチーム)のトライアルに参加していた。そこでのプレーが首脳陣の目に留まり、バイエルンに買い取りを決意させたようだ。現在、同クラブと鳥栖の間で移籍交渉が行われているという。
2004年7月15日生まれの福井は神奈川県出身。U−12チームから鳥栖の育成組織に在籍しており、2021年3月に行われたリーグカップでトップチームデビューを果たした。今年3月にプロA契約を結び、ここまでトップチーム通算14試合に出場している。また、今季の高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグWESTでは、9試合5得点を記録している。
各世代別の日本代表にも名を連ねている。今年6月にはU−19日本代表の一員としてフランスへ遠征し、第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に出場した。
福井の移籍が決まった場合、まずはレギオナルリーガ(4部相当)に所属するバイエルン?からの出発となる模様。過去にはMF宇佐美貴史がバイエルンのトップチームに所属していたが、果たして福井はドイツの盟主でプレーする史上2人目の日本人選手となれるのだろうか。