制裁対象は、中国への入国などが禁止される。蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)らに加え、この日、新たにリストに追加された。中国はペロシ米下院議長の訪台で台湾への反発を強めている。
欧氏は、台湾は民主主義の法治国家だとし、他国との交流に中国が口を挟む余地はないと指摘。中国は萎縮効果を狙っているとした上で、結果は裏目に出るだけだと述べた。
新たに制裁対象に加えられた「ひまわり学生運動」の元リーダーで、与党・民進党の副秘書長を務める林飛帆(りんひはん)氏は、「権威主義の政権から制裁を受けることは、自由の世界のメンバーにとっては勲章のはずで、非常に光栄だ」とフェイスブックに記した。
(黄雅詩、葉素萍/編集:楊千慧)