「ねづっちチャンネル」のショート動画が大人気

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即興謎かけで知られるお笑い芸人・ねづっちさん。そのユーチューブチャンネル「ねづっちチャンネル」が、近ごろ急激に人気を集めている。

YouTubeを分析している中国のサービス「NoxInfluencer」によると、2021年8月21日時点のチャンネル登録者数は3.1万件。2022年8月1日時点では3.46万人だった。しかし8月5日(3.51万件)ごろから急増。16日15時現在は8.63万人だ。

数百回〜数千回だった

「ねづっちチャンネル」は2014年に開設。ニュースやプロ野球について語りつつ、謎かけをする動画を毎日のように投稿してきた。自身のライブ「ねづっちのイロイロしてみる60分」からネタの様子を切り抜いた動画ではたびたび再生回数が1万回を超える一方、多くの動画の再生数は数百回〜数千回に留まっていた。

一方で上述の「NoxInfluencer」の数字が事実なら、約2週間で登録者数が倍増している。躍進の背景には、「ショート動画」があるようだ。最大60秒で縦型の動画を投稿する形式のことだ。

「ねづっちチャンネル」の動画を人気順(再生回数順)に並べ替えると、上位20件のうち17件がこのショート動画だ。特に上位9件のショート動画は100万回以上再生されており、いずれも22年3月以降に投稿されている。

その内容は、ねづっちさんのお笑いライブ映像から、即興謎かけや漫談の様子を短い尺で切り抜いたもの。

たとえば417万回再生で最多となっている「『毒りんご』と言われましても #shorts」(7月22日公開)という動画。ライブ中に即興謎かけのお題として「毒りんご」を振られたねづっちさんは珍しいお題に困惑する。しかし12秒ほどで「ととのいました」と宣言。「毒りんご」と「なんか太ったなあ」とかけ、「そこに死亡(脂肪)がある」とオチをつける。

199万回再生の「『お前クソだな』と嫁に言われた #shorts」という動画では、結婚記念日を覚えていなかったとして夫人に怒られたときのエピソードを披露する。この動画には「トークの構成上手すぎ」「落語みたいで聴きやすい」とのコメントが多数寄せられており、謎かけとともにその漫談の実力が改めて評価されているようだ。

ねづっちさん自身も、8月7日にツイッター上で「日々の1分前後の動画は安定の1000?2000回再生(充分満足)ですがショート動画だけなんか伸びてる。とにかく嬉しい」と語っている。

TikTokは「YouTubeよりも好評」?

そんなねづっちさんは、ショート動画プラットフォーム「TikTok」でも短い尺のネタ動画を投稿。7月27日に「TikTokがなんかYouTubeよりも好評です。どっちも観てね」とツイッターに投稿している。

TikTokでの最古の動画の投稿日付は6月1日。一方、フォロワー数は5万7000人以上を誇る。7月26日公開の「ドラム」をお題に即興なぞかけをする動画は11万件以上の「いいね」が寄せられており、TikTok上でも人気を集めているのがわかる。ユーチューブの例からしても、ねづっちさんのネタはショート動画との相性が良いのかもしれない。