総統府によると、インタビューは今月1日にオンラインで行われ、河野太郎氏がインタビュアーを務めた。
蔡総統は、ロシアによるウクライナ侵攻に言及し、台湾海峡情勢への影響もあると指摘。危機の助長か、リスク緩和かは民主主義陣営が団結し、権威主義の拡張と脅威に対抗できるかにかかっているとの見方を示した。
また、台湾が半導体のサプライチェーン(供給網)において重要な役割を担っていることにも触れ、台湾海峡の平和と安定は世界のハイテク製品の安定した供給につながると語った。
新型コロナウイルスの影響で日本の観光客の受け入れは再開できていないとしつつ、日本の人々に早く台湾に来てもらいたいとの考えを示し、河野氏の訪台も歓迎すると呼び掛けた。
(葉素萍/編集:楊千慧)