台湾ではオミクロン株の一つ「BA.5」の感染者がじわりと増えており、今後も増加を続けるとみられている。王必勝(おうひっしょう)指揮官は、早ければ2週間後には感染者が増え、多ければ1日当たり6万人の感染者が出る見込みだという。
新規国内感染者を居住地別で見ると、新北市が最多の3084人。以下は桃園市1973人、台中市1897人、台北市1789人、高雄市1286人、台南市971人などが続いた。
新たな死者は22人だった。50代から90歳以上の男女で、いずれも重症患者で基礎疾患を抱えていた。ワクチン接種回数が3回に満たなかった人は16人だった。
海外からの輸入症例は5歳未満から80代までの男女196人。先月15日から今月14日にかけて入国した。ベトナム、米国、インドネシア、カナダ、フィリピン、中国などに行動歴があった。
台湾内で確認された感染者数は累計で490万4622人となり、死者は9457人に達した。
(陳婕翎、張茗喧/編集:荘麗玲)